げんたろう's備忘録

セキュリティに関して思ったことをまとめます。

セキュリティキャンプ2017 応募用紙所感

所感

とりあえず、沢山書いて熱意を伝えることを目標に応募用紙全体を書きあげました。
特に、注意したのは設問で問われていなくても自分が今までやってきたことをアピールできるように書くことです。
また、相当に時間もかけたし、今年で応募できる最後の年ということもあり、気合を入れて書きました。
最終的に2万5千字近く書いたので、熱意を文量という形に変えることは効果的なのかなあと私も考えました。

書く上での工夫

校正

私は、今回の応募用紙に関して一度全て書き上げた後に、もう一度内容をタイピングし直しました。そうすることで文章のおかしな点や話の流れがおかしな点を校正していきました。
日を明けて冷静になって打ちなおすことで、この時の自分は一体何を考えてこんな文章を入力したんだという気分になれます。

選択問題の記述について

選択問題の記述に関して気を付けたことがいくつかあります。選択問題には大きく分けて「課題を解く」タイプと「自分の考えを述べる」タイプに分けられると思います。
「課題を解く」タイプは、ただ与えられた問題に対して演繹的な考察を積み重ねていけば、いろいろと書くこともでき、問いを分析するという以外のことではあまり悩まないように思います。
難しいのは「自分の考えを述べる」タイプの問題ではないかと考えられます。私が提出した応募用紙の中でこのタイプの問題は例えば「人工知能の弱点を述べよ」という設問に当たります。こうした問題について記述する上で、重要になるのは「自分でない考え」だと考えます。正直、本質的には自分の考えはそこまで重要ではないと思います。(特にどうせ決定的な答えがない問いばかりですし)その考えに至るまでの道筋がどれだけ論理的でかつ広い視野に因るものであるのかということを説明することが大事であると考えます。そのために、例えば論文を論拠にするだとか、実際にある製品を論拠にするだとかそうした工夫をすると良いのではないかと考えました。